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【2019年の意味】SF映画『ブレードランナー』のロイ・バッティとルトガー・ハウアーの“死の共通点”にファン驚愕

Rutger Hauer

傑作SF映画『ブレードランナー』(1982)でレプリカントのロイ・バッティ役を演じた俳優ルトガー・ハウアーさんが、

2019年7月19日(金)に、病気のためオランダの自宅で死去。ハウアーさんの慈善団体が24日、ウェブサイトで発表しました。

実はハウアーさんですが、自ら演じた『ブレードランナー』のバッティと同じ最後を遂げたことが、ファンの間でひそかに話題になっています。

そもそも『ブレードランナー』自体が古い映画なだけあって、ルトガー・ハウアー?レプリカントってなに?という方も少なくないと思いますので、

今回は『ブレードランナー』の1分で読めるあらすじ(ネタバレあり)と、ハウアーさんが演じたレプリカントのロイ・バッティとの死の関係について解説します。

ルトガー・ハウアーとは?出演映画を紹介

Rutger Hauer

両親が演劇学校の教師であったハウアーさんは、演劇から俳優としてのキャリアをスタートさせ、

1973年に主役を演じた映画『危険な愛』は本国公開から2年も経たず外国でヒット。翌年1974年『ケープタウン』では英語圏にデビュー。

1981年には、『ロッキー』や『ランボー』で有名なシルヴェスター・スタローンが主演の『ナイトホークス』で、ついにアメリカで本格的デビューを果たします。

そして翌年の1982年、傑作SF映画『ブレードランナー』で、自由に生きるために反乱を起こして人間と戦うアンドロイド、別名“レプリカント”のリーダーを務めるロイ・バッティ役を演じ、映画史に名を刻むのです。

SF映画『ブレードランナー』とは?

1分で読めるあらすじ

 

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1984年に公開されたSF映画『ブレードランナー』は、なんと2019年の現在が物語の舞台となっています。

映画の中の2019年では、地球の環境破壊が進んでおり、人々は宇宙へ移住することが一般化されています。

一方で、遺伝子工学の発展で誕生した人造人間『レプリカント』は人間の代わりに過酷な労働を強いられていました。

注意|ここからはネタバレを含みます

人間の記憶を植え付けられ、自分が人間だと信じ込んでいたレプリカントたちは、自分が人間によって作られたアンドロイドであることを知ります。

脱走したレプリカントが人間に反逆して地球に潜伏しているとして処分の任を受けたデッカード(ハリソン・フォード)が、潜伏中だったレプリカント達を次々と処分。

ついに最後のレプリカントとなったのが、ルトガー・ハウアーさん演じるロイ・バッティでした。

 

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バッティが地球に来た目的は、レプリカントたちの安全装置として設定されていた“4年の寿命”を、自分を開発した親でもあるタイレル博士に頼むためでした。

デッカードとバッティは激しい死闘を繰り広げますが、レプリカントであるバッティはついに自分の寿命が尽きるのを感じ、未来のあるデッカードの命を救い、動かなくなるのです。

ファンが驚愕!ルトガー・ハウアーとロイ・バッティの深い関係とは?

ピイたろ
ピイたろ
さて、

ルトガー・ハウアーさんとロイ・バッティのある関係にお気づきでしょうか?

Rutger Hauer

くどいようですが、1984年に公開されたこの映画の舞台は、2019年の腐敗した未来です。

2019年にレプリカントとして命尽きたロイ・バッティと、それを演じたルトガー・ハウアーさんが同じ年に息を引き取ったということです。

『ブレードランナー』や、ルトガー・ハウアーさんのファンは、

バッティの設定と同じ2019年に亡くなるとは…」「ブレードランナーでバッティが亡くなったのも2019年でしたねと、悲しみの声が多くあがっています。