健康

年中鼻づまりのあなたは『通年性アレルギー性鼻炎』かも?原因や家で出来る対策は?

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「1年中鼻が通ることがない…」
「いつも鼻が詰まっている…」
「くしゃみが1日に10回は出る…」

 

このように、季節を問わず、1年中鼻詰まりやくしゃみに悩まされていませんか?

その症状はもしかすると、『通年性アレルギー性鼻炎』かも知れません!

「通年性アレルギー性鼻炎」とは?

鼻づまり

通年性アレルギー性鼻炎と季節性アレルギー性鼻炎のちがい

アレルギー性鼻炎には2種類あります。

代表的なアレルギー性鼻炎として知られているのが花粉症ですが、花粉が原因で起こる鼻炎を「季節性アレルギー性鼻炎」

季節関係なく1年中つづく鼻炎を「通年性アレルギー性鼻炎」といいます。

 

鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会によると、日本人の約4人に1人が、通年性アレルギー性鼻炎だとされています。

通年性アレルギー性鼻炎の症状は?

通年性アレルギー性鼻炎の症状になると、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状が、季節を問わずあらわれます。

また、鼻の症状だけでなく、目のかゆみや涙目をともなうこともあります。

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花粉症と違い、季節に関係なくこのような状態になることと、朝起きたときにが特にひどいことが特徴です。

風邪の初期と似ていますが、鼻水は透明でサラサラしており、風邪のときのような黄色い粘りけのある鼻水は出ません。

花粉が原因じゃないなら、一体何が原因なの?

通年性アレルギー性鼻炎の原因はなに?

ノミ

通年性アレルギー性鼻炎の原因は、アレルギーを引き起こす物質との接触です。

通年性アレルギー性鼻炎の主なアレルゲンは、ダニ、真菌(カビ)、昆虫、ペットの毛などが知られていますが、中でも多いのはダニだとされています。

アレルギーを引き起こす物質としては、絹や綿、化学繊維や羊毛、また、ダニやペットの毛なども要因となります。

出典:東京大学医学教育国際協力研究センター

どうしたら「通年性アレルギー性鼻炎」と診断されるの?

通年性アレルギー性鼻炎の検査と診断

医者

通年性アレルギー性鼻炎の検査方法は、問診検査を行い、確認をします。

通年性アレルギー性鼻炎の方は、年間を通して症状が出ているため、話を患者様からうかがうことにより診断できます。

また、鼻炎が続いて、鼻の中が出血している場合もあるので、鼻の中を確認することにより、鼻炎による鼻水が続いていることが分かります。

問診でわかる重症度の基準

○くしゃみ・鼻水の症状の方

1日のうちでくしゃみの回数、もしくは鼻をかむ回数の多いほうで判断します。

CHECK!
  • 軽症…5回未満
  • 中等度…5回以上
  • 重症度…10回以上

〇鼻づまりの症状の方

1日のうちで口呼吸をする割合を参考にします。

CHECK!
  • 軽症…口呼吸をしないが鼻づまりを少し感じる
  • 中等度…時々口呼吸を必要とし、鼻づまりも強い
  • 重症度…鼻づまりが強く、頻繁に口呼吸を必要とする

通年性アレルギー性鼻炎の治療方法・対策

ハウスダストが原因となる場合、その大部分は室内ダニです。なので、室内ダニが生息しにくい清潔な環境をつくることがアレルゲンの除去になります。

室内の掃除では、吸入したダニを再びまき散らさないように、排気循環式の掃除機を使うようにします。

  • ソファー、カーペットなどの敷物や畳はダニが生息しやすいので避け、フローリングにします。
  • ベッドのマット、ふとん、枕にダニを通さないようなカバーをかけるようにします。
  • 部屋の湿度を50%、室温を摂氏20~25度に保つようにします。

※日本アレルギー学会の「ガイドライン―鼻アレルギー」より

ペットが原因の場合

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症状が重い場合は、ペットはできれば飼育をやめたほうがよいですが、犬なら屋外で飼育する、猫であれば寝室には入れないことが重要です。

  • ペットと、飼育環境を清潔に保ちます。
  • 通気をよくし、掃除をしっかり行います。

※日本アレルギー学会の「ガイドライン―鼻アレルギー」より