こんにちは。めいたろ(@kusurino_ouchi)です。
みなさんは普段うがいをするときに、水でうがいをしていますか?それとも、うがい薬を使用していますか?まだ風邪やインフルエンザの方をちらほら見かける季節なので、意外にうがいぐすりを使う人は多いのかもしれません。
今日は、「うがい薬とただの水うがいの、どちらが予防効果があるの?」をテーマに双方の違いを紹介したいと思います。
どのくらいの人がうがい薬を使うのか
毎日必ずうがい薬を使用している方は、どのくらいいると思いますか?大切な予定があるためぜったいに風邪を引けない、インフルエンザやノロウイルスに過剰に敏感である、などという人は普段からうがい薬を使用しているかもしれません。
2019年1月19日に行われたウェザーニュースのアンケート調査の結果、驚きの結果がわかったのです。

引用:http://news.livedoor.com/article/detail/15935850/
なんと、普段からうがい薬を使用している方が25%もいるのです。感染系の風邪が流行しているときなら分かりますが、毎日となると少し手間があるので10%くらいかなぁと思っていました。11%のうがいをしない方もおどろきですが・・・!
一見、うがい薬を使ったほうが風邪やウイルスを予防してくれそうなのですが、実は、うがい薬を使わないほうが風邪予防に効果があるという研究結果が発表されているんです。
風邪予防には水うがいが効果的

2005年に予防医療学専門の京都大学・川村孝教授の研究グループがおこなった臨床実験の論文で、うがい薬を使用したうがいよりも、水うがいの方が風邪予防には効果的であると報告されています。
なぜうがい薬でのうがいよりも水うがいの方が風邪に効果があるのかは解明されていませんが、うがい薬を使用することで、もともと口の中に存在している菌まで殺菌してしまうことが原因なのではないかと考えられています。つまり、毎日うがい薬でうがいしなくても、水うがいで風邪予防に効果があると言えるのです。
うがい薬を使うタイミング

うがい薬を使うタイミングは、以下のタイミングで使うと効果的です。
①風邪を引いてしまったとき
②周りで風邪が流行っているとき
③のどが乾燥して痛むとき
④免疫力が低下しているとき
普段の外出後やのどの乾燥が気になるときは水うがいで十分ですが、風邪を引いてしまったときやのどが痛むときは、うがい薬を使用しましょう。
ただし、インフルエンザにうがいは効果的ではないと言えます。インフルエンザウイルスは、のどの粘膜に付着してから数分~20分以内に洗い流さなければ、体内に菌が侵入してしまうためです。
正しいうがいの仕方

そもそもうがいを意識してしている方は、少ないのではないでしょうか?
手を洗ったついでになんとなく・・・という方が多いと思います。ただしいうがいを習慣づけて、風邪につよいカラダづくりをしましょう♩
①水を口に含み、口を閉じてグチュグチュしながら洗い流す(×3回)
②もう一度水を口に含んで、上を向いてのどの奥でガラガラうがい
③10〜15秒ほどして水がぬるく感じたら吐き出す
声を出すことでのどの奥まで水がいくので、声はしっかり出しましょう。また、「魔法・魔法(まーほーうー・まーほーうー)」と声を出すことで、口とのどの全体をしっかり洗い流せるそうなので、試してみてくださいね。
いかがでしたか?
正しいうがいを習慣づけて、風邪に負けないカラダになりましょう♩