こんにちは、めいたろ(@kusurino_ouchi)です。
今回は、頭皮のニオイが気になる方へ、頭皮のニオイの原因と正しいシャンプーの仕方を紹介したいと思います。
シャンプーを変えてもダメなら、洗い方から見直してみましょう!
Contents
頭皮においは「皮脂」が原因

頭皮のニオイの主な原因は、ノネナールという体臭成分のせい。
仕組みとしては、頭皮の皮脂腺から皮脂が過剰に分泌されると、時間の経過とともに皮脂が酸化します。この酸化した皮脂をエサとする皮脂の常在菌が集まり、ノネナールという臭気成分がつくられるのです。
このノネナールという成分が、ツンとすっぱく脂のような刺激臭を頭皮に充満させるのです。
頭皮には、顔のTゾーンの2倍もの皮脂腺があるよ!
皮脂を酸化させる活性酸素
□活性酸素とは何か?
活性酸素とは、ほかの細胞を酸化させる力の強い酸素のことで、体内の細菌やウイルスを撃退してくれる役割があります。
しかし、体内の活性酸素が増えすぎると正常な細胞や遺伝子を攻撃(酸化)してしまうため、肌のシミやしわ、動脈硬化やがんの原因にもなってしまうのです。
活性酸素が酸化するのは細胞だけでなく、頭皮にも同じことがいえます。
皮脂が酸化することでノネナールという臭気成分が発生し、頭皮のニオイにつながるというわけです。
□頭皮のニオイは食べ物が原因だった?

頭皮のニオイと、普段食べているものの質は比例します。ニオイの原因となるものを摂取しすぎると頭皮の臭いも強くなるのです。
たとえば、アルコールやたばこ、栄養バランスのない食生活、肉食の動物性たんぱく質や脂肪など、偏った食生活を送ると皮脂の中に脂質やアンモニアなどの老廃物が蓄積されます。
皮脂の常在菌の大好物はアンモニアを含んだ皮脂なので、不規則な生活によってつくられた皮脂が頭皮から分泌されると、より多くの菌が繁殖してしまうのです。
つまり、悪い食生活は臭気成分のノネナールの生成につながり、頭皮の刺激臭の原因になるというわけです。
□ストレスで頭皮が臭くなる !?
□女性より男性の方が頭皮臭がつよい
女性ホルモンには皮脂の分泌を抑える働きがあります。女性より男性の頭皮が臭うのはそのためです。
また、女性の場合でも、年齢を重ねることで頭皮のニオイが気になってくるのは、加齢により女性ホルモンの分泌が減少し、男性ホルモンの働きが優位になるためです。
男性ホルモンが増えると皮脂も増えるので、頭皮が臭いやすくなるのです。
ところで、頭皮のニオイってシャンプーで解決しないの?
洗浄力の強いシャンプーはNG

「頭皮のニオイなんてシャンプーでカバーしちゃえばいいんだ!」というわけにもいかないんです。
髪や頭皮の汚れや臭いをなくしたいからといって、洗浄力の強いシャンプーを使うのは逆効果。より頭皮臭をキツくしてしまいます。
洗浄力のシャンプーは、頭皮のバリア機能である皮脂を洗い流し過ぎてしまい、肌が乾燥する原因になります。
バリア機能をそぎ落とされて乾燥した頭皮を刺激から守ろうとして皮脂を余計に分泌させてしまいます。
乾燥肌により皮脂が過剰になるメカニズムは、お肌も頭皮も一緒です。
皮脂が過剰に出た結果、皮脂をエサに菌が増殖するので、頭皮臭が悪化する危険があるのです。
洗いすぎも良くないね。
意外と知らない!正しいシャンプーのやり方
頭皮の臭いを改善するためには、シャンプーの仕方から見直してみましょう!
□熱いお湯はNG!
シャワーの温度は38~42度程度のぬるま湯が理想ですが、髪を洗うときはそのさらに下の35~40度程度が理想とされています。
熱すぎる温度や冷水よりも、自分が「ぬるい」と感じる35度くらいが頭皮の乾燥を抑えて、皮脂をなめらかにしてくれます。
□シャンプー前はブラッシングをで地肌の汚れを浮かせて
髪を洗い前にやったほうがいいのは髪の毛をブラッシングして汚れを浮かすこと。
ブラッシングをするだけで、髪の毛や頭皮についた汚れやほこりが取れるので、シャンプーの泡立ちがアップします。
POINT
ガシガシ髪を痛みつけるようなブラッシングはせず、優しくとくこと。
□しっかり洗い流す
□髪はすぐ乾かす

めんどくさくて髪を乾かさずに寝てしまうこと、ありませんか?
わたしもよくやってしまうのでとても分かりますが、実は乾かさないことが頭皮のニオイの原因でもあるんです。
髪の毛を濡れたまま放置すると、雑菌が繁殖しやすくなり臭いの原因になります。
頭皮に限らず、ジメジメしてる所って菌がわきやすいし臭い!
また、濡れている状態では髪のキューティクルが開いているため、髪の水分が蒸発しやすくパサつきの原因にもなるのです。
なので、お風呂から上がったら早めにドライヤーで乾かしましょう。