こんにちは、めいたろ(@kusurino_ouchi)です。
くしゃみや鼻水、強い目のかゆみなど、つらい症状がずっとつづく花粉症。
花粉症の薬を飲む時間がなかったり、飲み忘れてしまうと、1日が地獄になりますよね。
そんな日常生活に支障をきたす花粉症に、世界初、体に貼るシールタイプの花粉症の薬が出たんです!
貼る花粉症の薬「アレサガテープ」
来週新しく発売のアレルギー性鼻炎の薬。なんとテープ剤!世界初。
1枚で24時間持続。ホクナリンと同じ感じですね。
今のところは成人にしか適応がないけどこどもにも使えるようになったときに未来が変わる。#アレサガテープ pic.twitter.com/FeBxSOhCYL— アイズユウスケ (@aizuyusuke) 2018年4月16日
アレサガテープについて
〇国内初の経皮吸収型アレルギー性鼻炎治療薬
〇1日1回1枚貼付
〇貼付部位は、胸部、上腕部、背部または腹部
アレサガテープは経皮吸収型製剤であることから、血漿中薬物濃度を維持することが可能であり1日1回の服薬で24時間安定した効果が期待できる。
嚥下能力が低下した患者や誤嚥リスクのある患者へも投与可能であること、患者の服薬状況が家族及び介護者にも目視で確認できること(貼付忘れや過剰投与の防止)、食事による投与タイミングの制限はないこと、及び服薬回数が1日1回であることによる服薬アドヒアランス向上などが期待できる。
花粉症の飲み薬とちがって、 朝起きてすぐ貼ったり、仕事へ行く前に貼ったり、寝る前に貼ったりと、自分の好きなタイミングで貼れることもメリットです。
貼り薬と飲み薬のちがい

アレサガテープは世界初の貼るタイプの花粉症の薬ですが、成分的にはアレグラなどと同じ「抗ヒスタミン薬」で、くしゃみ、鼻水、かゆみを抑える効果があります。
貼る薬と飲む薬とでは、何が違うの?
アレサガテープのように肌に貼るタイプの薬は、皮膚からゆっくりと時間をかけて薬の成分が吸収されます。つまり、持続性が長いのです。
飲み薬とちがって胃腸や肝臓に負担をかけることもありません。薬の成分が全身をゆっくりめぐり、効果を発揮します。
また、飲み薬とちがって目で服薬を確認することができるため、飲み忘れのように服薬が曖昧になることはありません。薬を飲むのが苦手な高齢の方にも向いています。
まとめ

〇:アレサガテープのメリット
・貼るタイプの薬は皮膚からゆっくり吸収されるため持続性が高い
・飲み薬とちがい、いつでも・どこでも服薬できる
・目で見て服薬を確認できるため、貼ることを忘れにくい
×:アレサガテープのデメリット
・個人差はあるが皮膚がかぶれたりかゆみを感じる場合がある
・貼る場所を毎日変えてかぶれないように注意する
・剝がし忘れで貼りっぱなしにしてしまう可能性がある
おわりに
花粉とは話は変わりますが、喘息にも胸に貼るタイプの薬がありますよね。
わたしは喘息もちなので、気道を広げて呼吸をラクにする貼り薬をよく使うのですが、確かに何日も続けて同じ場所に貼り付けると、肌が赤くかぶれてとてもかゆくなります。
肌がかぶれたり荒れたときは、皮膚科で処方された「ヒルドイド」で肌の保湿ケアをこまめにしていました。
しかし、この記事を書いていて、飲み薬よりも簡易でメリットも多いと感じたので、飲み薬で効果をあまり感じられない方は、用法・用量をよく守って試してみるのもいいかもしれません♩
花粉症とインフルエンザが朽ち果てますように~!