こんにちは、めいたろ(@kusurino_ouchi)です。
みなさんは、風邪を引いたらどうしていますか?
すぐ病院に行く人、市販薬を使用する人、なるべく自然治癒で治したい人など、人によってさまざまな方法があると思います。
しかし、ただの風邪だと思って軽視して間違った治療をしてしまうと、治りが遅くなるだけでなく、合併症を引き起こす可能性もあるのです。
ただしいセルフケアで風邪を長引かせないことは、とても大切なことなんです。
Contents
かぜは二次感染の恐れがある
「風邪は万病のもと」っという言葉を聞いたことがありますよね。
こう言われる理由として、かぜの症状を悪化させてしまうと思わぬ合併症を引き起こすケースがあるためです。
風邪を引くと、さまざまな病気を引き起こすから、軽く見てはいけない、という戒め。風邪は百病の本(もと)
合併症の多くは、風邪のウイルスによって傷ついた粘膜に新たにウイルスや細菌などが取りつき、抵抗力が落ちた細胞に感染する二次感染によって引き起こされます。

主な合併症には、気管支炎や肺炎、中耳炎、副鼻腔炎などがあります。特に肺炎は、高齢者と子供に目立ちます。
合併症を招かないためにも、ただの風邪と軽く考えて放置しないことが重要です。無理をせず安静に過ごすなどして、症状を長引かせないように気を付けましょう。
主な合併症

合併症の症状とは
次のような症状がみられた場合は、二次感染による合併症を疑い、すぐに医療機関を受診する必要があります。
・高熱が続く
・咳が激しくなってきた
・黄色から黄緑色の痰がでる
・食欲がなく食事が摂れない
・意識がはっきりしない
かぜが重症化しやすい人の特徴
ウイルスは集団生活や人混みの中で感染する機会が増えるため、だれでもかぜを引く可能性があります。しかし、ウイルスが体内に侵入しても、かぜを引くかどうかはその人の免疫力とウイルスの力バランスによって決まります。
免疫力が弱い高齢者や乳児、妊婦、基礎疾患を抱える人はかぜを引きやすく、重症化しやすいといえます。さらに睡眠不足や疲れている人も免疫力が低下しているため注意が必要です。
ウイルスは誰にでも感染する可能性があることから、うがい・手洗いによって日ごろからウイルスを体内に入れない対策が欠かせません。
何度も手洗いする人や、外出先で手を洗う水がない場合は、アルコール入りジェルを使うのがおすすめです。水なしで簡単に使える上、消毒効果が高いのが利点です。家族が風邪を引いたときなどは、玄関に1つ置いておくと、ウイルスを持ち込まないで済むため、感染拡大の防止に役立ちます。
かぜを引いたときのセルフケア
①保温と保湿でウイルス対策
ウイルスの活性化を防ぐために、部屋は暖かくして加湿器で湿度を適切にしましょう。鼻やのどの粘膜を守る効果もあります。また、外出先ではマスクをすることで、鼻やのどの粘膜を保湿しましょう。
Check
- 部屋は暖かくする
- 湿度を保つ
②栄養・水分補給を心掛ける
栄養補給のために、できるだけ消化がよく胃腸に負担をかけないものを摂りましょう。また、発熱による脱水症状を防ぐためにこまめな水分補給をしましょう。
Check
- 消化の良い食事を摂る
- 十分な水分補給
③休養をとって抵抗力を保つ
睡眠をしっかりとり、抵抗力を高めることは大切です。かぜ薬を服用して、せきや鼻水、のどの痛みなど睡眠を妨げるつらい症状を改善しましょう。
Check
- 十分な睡眠をとる
- かぜ薬を服用する
症状に合わせた薬えらび
市販薬には2種類以上の症状を対象にしたかぜ薬や、のどの痛み、鼻水、咳止めなど、特退の症状を対象にした専門薬があります。
かぜと言っても、人によって現れる症状や程度は異なるので、改善したい症状に合わせて薬を選びましょう。

市販のかぜ薬と受診について
薬で熱が下がっても、油断は禁物。発熱は体がウイルスと闘っている証拠です。ウイルスに勝つためには無理に熱を下げるのではなく、安静にして様子を見ることも大切です。

もちろん、発熱がつらい場合は解熱鎮痛薬を使用するのも体力を維持するうえで大切ですが、薬で熱が下がってもウイルスとの闘いは続いている場合があるので、治ったと安心するのは禁物です。
また、38度以上の急な高熱や全身の痛みがある場合は、インフルエンザが疑われるので、すぐ受診するようにしましょう。