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猫背になる原因
猫背は、さまざまなカラダの不調の原因になることをご存知でしょうか?
猫背になると、呼吸が浅くなり酸素不足になるだけでなく、血液やリンパの流れも悪くなってしまいます。
代謝が低下することで、酸素や栄養が供給不足になるので、心臓や肺、胃、小腸、肝臓などの内臓が圧迫されて、働きが鈍くなってしまうのです。

さらに、頭を下げると筋肉に血液が届きにくく、疲労物質が溜まりやすくなり、後頭部の頭痛、肩こりや腰痛、手足のしびれなど、さまざまな不調を引きおこすのです。
(1)・日本人の体形による猫背
(2).ライフスタイルの変化による猫背
(3).運動不足による猫背
特に、ライフスタイルの変化によるわたしたちの猫背の問題は、年々に深刻化しているといえます。
①日本人特有の体型
アジア人は『平たい族』と言われているように、わたしたち日本人も平たい体型をしています。
そのため、背中やお尻、太ももの裏側などの筋肉が発達しづらいのです。
特に欧米人はバックの筋肉が発達してるのが特徴で、そのため肩が後ろに回り腰を中心として緩やかに反り返った印象になります。逆に、アジア人は前の筋肉が発達してる為、肩が前にきて猫背になりやすい傾向にあります。
②ライフスタイルの変化
長時間のデスクワークやスマートフォンなどの普及により、長時間同じ姿勢をとることが多くなった現代。
技術の進化はすばらしいことですが、液晶画面から目を離すことが少なくなったため、首から背中腰の筋肉が前かがみに固まってしまうのです。
①. 目とモニターの位置
目とモニターの高さが合っていて、距離は40㎝が理想とされています。
②. キーボード、マウスの位置
腕をまっすぐ下ろした状態から、肘を90度曲げて作業できる高さが理想的。
③. 椅子の高さ
膝を90度の角度で曲げて、足の裏がしっかり床につく高さが理想的。
④. 頭から骨盤までの位置関係
横から見たときに耳、肩、骨盤が一直線に並ぶ状態を保つこと。
③運動不足
カラダを真っ直ぐに保つためには、筋肉と体力が必要になってきます。
なので、そもそも筋力の低い方が意識してよい姿勢を保ち猫背を治そうとしても、なかなか改善されにくいのです。
背中の収縮を促して猫背を予防することができます。背中の収縮は姿勢の改善だけではなく、バストアップやデコルテを綺麗に見せることにつながったり、首が長く見えるようになってスタイルアップにもつながります。
猫背の3つのタイプ
①首猫背タイプ
首猫背タイプの人は、首が前に出て背中が丸まってしまうのが特徴です。
カラダに出る不調としては、肩や胸のしびれ、頭痛などが挙げられます。
②背中猫背タイプ
背中猫背タイプの人は、背中が強く丸まってしまうのが特徴です。
カラダに出やすい出やすい不調としては、内臓への負担・胃のむかつき・胸やけなどが挙げられます。
③腰猫背タイプ
腰猫背タイプの人は、腰の部分が丸くなるのが特徴です。
カラダに出やすい不調としては、足腰の冷え・腰痛・便秘などが挙げられます。