という経験、ありませんか?
わたしは特に粉薬が飲み込めなくて、アップルジュース、コーヒー牛乳、カルピスなど、水以外の飲料で飲んでしまうことがあります。
しかし、飲み物によっては、薬と相互作用を引きおこして効果に変化を出してしまうものもあるので注意が必要なんです。
グレープフルーツジュースを飲むと薬が効きすぎる!?
医薬品と相互作用を引きおこす代表的な食品に、グレープフルーツジュースがあります。

そのメカニズムとして、薬物代謝酵素チトクロームP450(CYP)3A4の存在がよく知られています。消化吸収を行う小腸の上皮細胞にはCYP3A4が発現しており、基礎薬を代謝することで、消化管からの薬物吸収を抑制しています。
グレープフルーツジュースはこのCYP3A4を阻害するため、CYP3A4の基質薬であるニフェジピンなどのカルシウム拮抗薬、シクロスポリンなどの血中濃度を上昇させてしまうのです。
つまり、グレープフルーツの果肉に含まれる成分が、小腸上皮にある薬物代謝を阻害して薬の血中濃度を上昇させるため、結果として薬が効きすぎてしまい、血圧の低下、心拍数の増加、頭痛やめまいなどの症状を引き起こすことがあるのです。
もちろんグレープフルーツジュース以外にも、薬との相互作用を引きおこす食べ物はあります。
服薬の際には、医師や薬剤師に相談するのがよいでしょう。
ジュースを飲んでよい時間は?
お水で苦い薬を飲んで、急いで口直しでジュースを飲んでしまうことはありませんか?
せっかくお水で飲んだのに、すぐにジュースなどを胃に流し込んでしまうことで、薬物と食品が相互作用を引きおこしてしまう可能性があります。
目安は4時間!
グレープフルーツジュースと薬をいっしょに飲むことで、薬が効きすぎてしまうと書きましたが、薬によっては効果が弱くなるものもあります。
ただし、これらは約4時間ほど空けて飲めば影響は少なくなると言われています。
どうしても水で薬を飲みたくない場合は、服薬を楽にしてくれるアイテムと一緒に飲み込むようにしてみて下さい。
服薬がラクになるアイテム2選
①おくすり飲めたね
薬をゼリーで包んで、らくに飲み込むことができます。子供が使用するイメージですが、味が好きな方やこれで飲みやすいという方は大人でも全然使えます。
②らくらく服薬ゼリー
こちらも薬の服薬をラクにしてくれるゼリーです。
服薬ゼリーのレビュー
服薬ゼリーの楽天レビューも多かったので載せておきます!
★★★★★
体調を崩したことで、一度の服用量が増え、気分が落ち込んでいたときに、このゼリーを購入しました。薬を飲むのが苦手だったので、ゼリーでくるんで飲めるのは抵抗が減り、とっても助かりました。しばらくは手放せないので追加購入します。
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お薬の数が多く水で服用するとむせたりしていましたが、服用ゼリーを使用してかはむせることが無くなりました。
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水分制限のある家族の為に購入しました。つるっと薬が喉を通るので、たくさんの薬を飲むことが苦痛ではなくなったと喜んでいます。
服薬数の多い方が薬を飲むのが楽になったというレビューが数多くありました。
中には、胃もたれ気味になって合わなかったというレビューもあったので、自分にあった服薬補助製品を使用するようにしましょう。
こちらのブログで、分かりやすい使用方法が乗っています↓
いかがでしたか?
飲み方次第でラクに服薬できることを分かっていただけたでしょうか。
薬をジュースで飲んで、効果を壊さないように注意しましょうね!
※この記事は、GOOD AID株式会社取締役社長、薬剤師の服部雄太の監修を受けています。