こんにちは。
今回は歯周病のあれこれについて触れていきまーす!
この記事をみて頂ければ歯周病の簡単な知識と対策がわかるようになっています。
ではでは、、
歯周病 分かりやすく解説

歯周病は、歯の周りの病気です。
虫歯は、歯そのものに起きる病気の代表格ですよね
歯周病は、歯を支えている歯肉(しにく)や歯槽(しそう)の部分におきます
歯周病になる流れは、以下の通りです。
- 歯を支えている場所に炎症がおきて、それが長期間つづきます
- 歯周組織が少しずつダメージを受けて、歯を支える力は徐々に衰えます
- やがて、歯がぐらつきます
歯周病は多くの場合、歯がぐらつくまで自覚症状はないそうです。
口臭が気になったり、カゼをひいたときに歯茎(はぐき)が腫れることはありますが、それを歯周病と結び付けて治療を受ける人は、あまりいないそうですね。
歯周病は虫歯が進行したときに感じるような激しい痛みが少ないからということではないでしょうか。
しかし!
歯がぐらつき始めてからの歯周病治療は大がかりになるため、他の歯への負担を考えて、歯を抜くしかない。ということも。
歯の大切さを失ってから実感するようなことが無いよう、歯周病をしっかり治療していきましょう。
歯周病の原因は?!

歯周病の原因は、口の中に住み着いている細菌です。
歯をしっかり磨いていないと、歯と歯茎の間の間に食べ物の残り食べかすがたまり、細菌にとって良い環境となるのです。
そして歯肉がダメージを受けて、歯周ポケットができると、ポケットの奥は歯ブラシが届かず磨けないので、細菌を勢いづけてしまうことになります。
数字で見る歯周病

- 歯肉炎及び歯周疾患の患者数は、331万5,000人
- 歯周病(4mm以上の歯周ポケットがある)の有病率は、25~34歳で4%、45~54歳で49.5%、65~74歳で57.5%
- 歯科診療の医療費は、2兆7,368億円
歯周病の予防と治療

歯周病の原因は、口の中に住み着いている細菌だよ~とお伝えしましたね。
ということは、
その細菌を少なくすることが、歯周病治療の基本ということになりますよね?
“しっかり歯をみがくこと”です(^.^)
歯磨きで大切なこと☝
歯と歯茎の間など、歯ブラシの毛先があたりにくい所、つまり細菌が住み着きやすい場所を磨くのと同時に、歯間ブラシで歯と歯の間をきれいにしましょう。
ここを勘違いして、歯の表面をせっせと磨いて満足している方が多いかもしれません。正しい歯の磨き方を歯医者さんで教わると良いかも知れませんね。
他に大切なこととしては、定期的に歯医者さんにいくことです。
歯をしっかり磨いていても、どうしても磨ききれない部分があったり、磨き残しからできる歯石(しせき)は、歯医者さん取ってもらう以外の方法がないからです。
歯周病の検査のためにも定期的な受診が必要ですよね。
それともう一つ。タバコを吸う人は禁煙する方が良いかと。
タバコを吸うと、口の中が細菌の繁殖に適した環境になり、菌に侵された歯周組織の再生が邪魔されて歯周病の進行が早くなるという理由からですね。
進行し深くなった歯周ポケットに対しては、歯肉を切り取る手術をします。
それにより細菌が繁殖する場所をなくし、歯の根元までしっかり歯磨きできるようになります。
関連する生活習慣病
★の数が多いほど関連が強いことを意味しますよ~。

糖尿病【★★☆】
糖尿病は歯周病の危険因子であり、かつ、歯周病があると血糖値が高くなりやすくなります
肥満症・メタボリックシンドローム・タバコ【★☆☆】
動脈硬化【★☆☆】
近年、歯周病が動脈硬化の危険因子の一つであるとする研究発表が増えています
まとめ
一言でいいますと、
正しい歯磨きを歯医者さんに聞いて、実践しよう!
ですね。
最後までみて頂きありがとうございました。