転職・仕事

「仕事辞めたい…」みんなが仕事を辞めたいと感じる瞬間はいつ?嫌いな仕事を好きになれる?

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学生の就職活動の期間も短くなり、たった一度の就職活動で自分の理想の会社に出会うことがむずかしいように感じる現代。

会社に入って蓋をあけたらブラック企業だった…!職場の人間関係が最悪だった…!なんてことも、新卒あるあるではないでしょうか?

taisyoku daikou

「仕事辞めたい…。」「働いてる意味が分からない…。」

一度や二度ではなく、何十回、何百回と考えたことのある人も、たくさんいると思います。

働く20~35歳を対象に行ったアンケートでは、なんと71%の人が「仕事を辞めたいと思ったことがある」と回答したという結果も出ているくらいです。(≫マイナビ転職より)

 

今回は、世の中のひとがどんな時に「仕事を辞めたい」と感じているのかを、ランキング形式で5位からご紹介していきます。

 

これで悩んでるのはわたしだけじゃないんだ。」「あるある!分かる!

と、共感できる部分がきっとあるはずです。

「仕事辞めたい」と思った瞬間ランキング

5位 会社の社風に馴染めない/会社に将来性がない

会社の社風や将来性は、どちらも個人ではなかなか変えにくいものです。

大変な就職活動を乗り越え、夢や希望を持って入った会社にもかかわらず、徐々に会社のダークな部分が分かってしまったり、いつまでも改善が期待できないような古臭い習慣があると、

ほんとうにずっとこの会社にいていいのか?」と考えるようになるのは必然的でしょう。

数か月後、数年後も存続しているか不安になるほどの会社実績や財務状況を知った場合にも、同様に感じる方が多いようです。

4位 仕事内容にやりがいがない

仕事にやりがいを感じない人と、仕事がまったく好きになれない人には、ある共通点があります。

それは、「人生の貴重な時間を無駄にしている」と感じているところです。

例えば、まったく興味のないジャンルのゲームを1日10時間強制的にやらなければいけないとします。もちろん興味のないジャンルなので楽しいわけでもなく、無理やりやらされていると感じる人もいるでしょう。

これをあと、40年も毎日繰り返し続けなければならないと考えると、どうでしょうか?ゲームでも仕事でも、苦痛に感じてしまうでしょう。

 

わたしたちは、人生の大半の時間を仕事に捧げます。ずっと働かなければ、ふつうに生活することさえ難しくなります。

そんな人生に付きまとう仕事を好きになれない、自分の性格や能力に合わないと感じる場合には、やりがいや満足度よりも「辞めたい」という気持ちが強くなってしまうのかもしれません。

3位 労働時間が長い/体調管理ができない

平日は夜遅くまで残業、休日は平日の疲れをとるために寝だめ…。不規則な生活でよく体調を崩す…。過度な労働時間による疲れから、平日の仕事終わりから土日まで、寝てばかりの方も多いのではないでしょうか?

中には、終わらない大量の仕事に追われ、会社で何十日も連泊している方もいるほどです。

このような場合、仕事が楽しくやりがいがあったとしても、体力に限界を感じて「辞めたい」と思うことが多いそうです。

 

わたしたちは充電式ロボットではありません。寝れば全回復するほど単純な構造には残念ながらなっていないため、「今は若いし大丈夫!」と思っていても突然崩れる可能性も十分にあります。

ここ最近、働きすぎで体調が優れない…。」「寝ても寝ても疲れが取れない…。」このような方は、会社での働き方や、休みの取りやすさなど、もう一度確認したほうがいいかもしれません。

2位 職場の人間関係がツライ

辞めたい理由1位と並んで多かったのが「人間関係」の悩みでした。

人間関係もまた、個人だけでは変えることが難しい問題ですね。

風通しの良くない会社でコミュニケーションが取りづらく仕事に影響が出たり、明らかに悪意のある態度を取られるパワハラ被害に合うなど、原因はさまざまです。

仕事がどれだけ大変でも人間関係が良ければなんとか続けられることはありますが、人間関係が悪いだけで仕事が良くても辞めざるを得ないケースの方が多いように感じます。

職場の人間とは一緒にいる時間が長いため、働きやすさや仕事の続きやすさに直結しているといってもよいでしょう。

1位 給与に満足できない

最も多かった「仕事を辞めたい理由」は、給与や福利厚生など「お金」関することでした。

「働きが給与と見合っていない」「今の会社では給与アップが見込めない」「賞与も少なく昇進もない」「年功序列が強く、上しかもらえない」「なんならバイトの方が稼げる」など、お金に関する悩みも様々です。

給与に疑問を感じ始めると、仕事のモチベーションもどんどん下がり、やる気が出なくなっていきますよね。

仕事が好きで人間関係も良好であっても、やはり越えられない「お金」の壁は高めなようです。

仕事辞めたい!みんなの解決方法

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実際に、仕事を辞めたい・仕事に不満がある方たちの対処法で、ためになるアドバイスやおもしろいものがあったので紹介します。(≫マイナビ転職より)

  1. 宝くじが当たるのを待っている(地方公務員/31歳男性)
  2. イヤなことをシャットアウトして、無心で毎日を過ごした(介護福祉士/32歳男性)
  3. 自己啓発本を読みあさって考え方を変えた(旅行営業/26歳女性)
  4. 忙しすぎて転職先を探す時間さえなかったから、とりあえず辞めた(マーケティング/31歳女性)
  5. 頑張った分だけ評価されると聞いて、外資系企業に転職した(法人営業/32歳男性)
  6. 社内恋愛したら楽しくなった(広告代理店/25歳女性)
  7. 異動願を出した(営業/33歳女性)逃げればいい。
  8. 人生はやり直せる(運送/24歳男性)
  9. ネットで同じ境遇の人を探した(製造/28歳男性)
  10. 今の職業が好きで会社に不満があるなら、同業他社に転職する(エステティシャン/27歳女性)
  11. お金、やりがいなど自分の中で優先順位を決める(溶接作業員/25歳男性)
  12. 「給料上げて!」と、家計簿持参で社長に直談判した(ゲーム制作/26歳女性)
  13. 辞めた(IT関連/27歳男性)

 

思い切って会社を辞める方も多くいますが、働き方に関する考えをあらためて同じ会社で働き続けることを決めた方もいますね。

真似するのは難しいかもしれませんが、給与に関して会社に思い切って交渉している方もいます。

「仕事とは?」をよく考え、お金ややりがいなど、自分で優先するものを決めて紙に書き出してみるのもいいかもしれません。

嫌いな仕事は好きになれる?

働き方改革

仕事が嫌になってくると、仕事に対するモチベーションは下がる一方です。

そんな時は、会社や仕事の嫌な所・自分で改善できそうなことをひとつずつ挙げて紙に書き出してみて下さい

自分で解決できそうにない場合は、上司や同僚、家族に相談してみるのがいいかもしれません。また、同じ悩みを抱える同僚や友人と話すことで、「みんな大変な中がんばっているんだ」「わたしももう少しがんばってみよう!」と思い直すことが出来るかもしれません。

また、転職で成功した話ばかりではなく、失敗した話も調べてみたり聞いてみるといいですね。

転職先の方がブラック会社だった!となると、また転職を考え、次の会社の面接で質問を多く受けたり、あなた自身に問題があるのではないかと悪くみられる可能性があるためです。

 

一度の就職活動で自分にあった会社に出会うことは難しい。転職が一般化してきたといっても、やはり何度も転職を繰り返すと悪く見られてしまう…といった、就職難の今。

「仕事を辞めたい」と一度や二度、何度も感じるのは、社会人として働いていくうえで当たり前のことです。辞めるのも、もちろん個人の自由です。

今後さらに、副業や投資など、本業以外で稼ぐひとが多くなっていくと考えられます。副業が本業より稼げるようになり脱サラする人もいますよね。

「仕事がツライ・辞めたい」と毎日思い詰めてしまう方は、一度休養をとってゆっくり考える時間を作るか、転職を考えるか、はたまた本業にとらわれない働き方を模索するのもいいかもしれません。